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【クリスタライズ 紹介編】シンプル・効果的な学習法を学ぼう

【クリスタライズ 紹介編】シンプル・効果的な学習法を学ぼう

読んだはずだけど、覚えてない……

 
学習の悩み。
昨日教科書で読んだのに、全然覚えてない…。
せっかくあの本読んだのに、いまいち何の話だったか覚えてないから使えない…。
 
基本的にアウトプットが想定されていないインプットは効率が悪いものですが、かといって明確なアウトプットを想定せずに学習してしまうこともあるでしょう。読書もそうです。
 
今回はそんな報われない学習を効果的なものに変えるクリスタライズ学習法」を提案してみます。
 

なぜ覚えられないんだろう…

 
そもそもなぜ覚えておけないのか。
効果的な学習ができないのか。
 
イメージしてみてください。
情報は液体のようなものです。
なんとなしに本を読んでいるとき、あなたはその情報の川、もしくは海を進むわけです。
 
学習を終えると、あなたはその川から上がります。
上がった瞬間は体の周りについている液体から情報を取得できるかもしれません。
 
ところが家に帰りしばらくすると、もはや何の情報も思い出せません
 
液体は掴めません。情報は液体のままでは持ち帰るのが難しいのです。
 
そこで今回紹介する「クリスタライズ(結晶化)」の出番になります。
結晶化とは、液体から個体を分離すること、です。
 

クリスタライズで効果的に学習

クリスタライズの目的

クリスタライズは、水流のように流れてしまう情報を自分の手の中に知識としてため込むための学習法です。
 
情報を「覚えておける形」「思い出せる形」にすることが目的になります。
 
記憶の3プロセスにおける<符号化>に関わる考え方ですね。
 

クリスタライズの特徴

クリスタライズは情報を圧縮して短い表現に直すことで、覚えやすくするテクニックです。
情報を“伝える”時にも役に立つ手法ですね。
 
サマライズ(要約)と似ている、というかぶっちゃけ意味とかやっていることとかは結構一緒だったりします。
 
私的に違うのは“焦点”です。
クリスタライズでは「ラベル性」「具体性」「関連性」を重視します。
 

クリスタライズのステップ

① 情報を区切る

まずは今取得している情報をまとまりに区切っていきます
 
区切るサイズとか境界とかはいろいろあります。
理論チックなものもあるにはありますが、いきなりそういったものに頼っても大抵扱いづらいと思うので、まずはあなたの“センス”で区切っちゃいましょう。
 
さらに言えば、クリスタライズでは明確な境界を意識する必要はないと思っています。
ぼんやりと情報のまとまりを作っていきましょう。
 

② 名前(ラベル)を付ける

次は区切ったまとまりに名前(ラベル)を付けます。
名前は名詞形でもいいですし、文の形でも大丈夫です。たぶん文章はだめです。
例)
「リンゴの切り方」「明治とロッテ」「暗記系は眠る前にした方がいい」
 
本の目次みたいなものを意識してもらえるとわかりやすいかもしれません。
クリスタライズでは意識的に覚えておくのはこの名前(ラベル)だけです。
 
できればこの名前(ラベル)だけは書き出しておきましょう。
 

③ 具体的な情報と結びつける

最後に、先ほど考えた名前(ラベル)に具体的な情報を関連付けていきます
この作業は頭の中で構いません(もちろんノートでやれば非常に効果的ですが、私なら習慣化できないと断言します)。
 
キーワードは「具体性」「関連性」ですね。
 
要約というと、具体情報をどんどん捨ててしまう人がいますが、それをすると覚えにくくなってしまいます。
A.「スーツを着た20代前半くらいの男性」
B.「スキンヘッドで、ユニクロのTシャツ(ピンク)を着て、肩からシャネルの鞄をかけている20代前半くらいの男性」
どちらの方が覚えやすいでしょうか?
つまりはそういうことです。
 
また付けた名前(ラベル)と関連を持った情報をにしておくことも大切です。
この段階で名前を修正しても構いません。
 
もし最初に作ったまとまりが大きすぎて情報の結びつけの苦労する場合は、階層的にクリスタライズをすることもできます。
単純に、より詳しい名前を持ったまとまりを作ってしまえばいいのです。
 
この3プロセスでクリスタライズは完了です。
簡単そうですが、慣れるまでは結構難しかったりします。
 
全ての情報に対して行うのではなく、特に覚えておきたいまとまりだけピックアップするようにするといいでしょう。
もしくは本や授業、時間ごとにいくつクリスタライズするか数を決めておくのアリです。
 

クリスタライズのベネフィット

 
クリスタライズのベネフィットをまとめておきましょう。
 

覚えやすい、伝えやすい

クリスタライズした情報は比較的覚えやすく、伝えやすくなります。
学習の時だけでなく、プレゼンや交渉の前の情報整理、問題解決前の条件整理にも役立つでしょう。
 

慣れると手間はあまりかからない

クリスタライズに慣れてくるとクギリやラベリングのセンスが付いてきます。情報の関連付けも頭の中の処理です。
つまりあまり手間がかからなくなってくるのです。
コスパのいいテクニックといえるでしょう。
 

集中力が上がる

クリスタライズはコスパのいいテクニック。
とはいってもある程度の認知処理が強いられます。
実はこの“ある程度の認知処理”が集中力を上げてくれたりするのです。
学習に取り組む前に、「絶対3つはクリスタライズしてやる」などと決めておくといいかもしれません。
 
 
本、授業、ニュース番組、友人の話などでクリスタライズを実行してみよう

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