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ファインマンテクニックとは? 理解を深めるための学習法4ステップを解説します

ファインマンテクニックとは? 理解を深めるための学習法4ステップを解説します

理解を深めるための学習法

突然ですが、いわゆる「知識」には2つのレベルがあります。

「名前は知っている」レベル1「深い理解ができている」レベル2です。

学習や実践を繰り返すうち、だんだんと理解が深まっていき、レベル1の知識からレベル2の知識へと変化していきます。

当然、レベル1の知識よりもレベル2の知識の方が価値があるわけです。
その知識を使って稼いでいる人だっています、

今回はこのレベル1からレベル2の知識に近づくための方法「ファインマンテクニック」について紹介します。

圧倒的効率で知識の理解を深めるファインマンテクニック。
これが習得することで学習効率は爆発的に向上するかもしれまんせん。

ファインマンテクニックの4ステップ>
ステップ1|「子どもに教える」つもりで紙に書く
ステップ2|再学習する
ステップ3|再検討と単純化
ステップ4|実際に人に伝えてみる

ファインマンテクニックとは

ファインマンテクニックとは、ノーベル賞も獲った物理学者、リチャード・ファインマンが、物事をより深く理解するために使っていたとされる方法です。

ファインマンとは?

リチャード・ファインマンはアメリカ出身の物理学者で数々の業績に加え、逸話も残しています。
業績としては、経路積分やファインマン・ダイアグラム、ファインマン-カッツの公式などに加え、ジュリアン・シュウィンガー、朝永振一郎と共にノーベル物理学賞を受賞しました。

ファインマンはかなり面白い性格の持ち主で、ノーベル賞受賞の折も、受賞を知らせる電話が朝早かったことに腹を立て「眠い」といって切り、次々とかかってくる電話に対して受賞を断ることを真剣に悩んだと言われます。

また物理に関しては相手が誰でも物怖じしない人物であり、そんなファインマンの態度を気に入ったニールス・ボーア(物理学者。量子力学の大物)が相談相手にしていたようです。

ファインマンは「教え方」についても評価が高く、彼の講義をまとめた書籍もでています。
これについてはファインマンやその兄妹の「なぜ?」に対して説得力を持った説明をこなしていた父親の影響が強いとも言われています。

 

ファインマンテクニック

ファインマンテクニックは、そんな教え上手なファインマンが、知識への理解を深めるために用いていた方法です。
紙とペン(と学ぶテーマに関する教材)があればできる簡単な方法で、多くの分野で応用できるアプローチとなっています。

ファインマンテクニックの前提となっているのは「理解しているものは人に教えられる」ということ。
同じ分野にいる専門家に教えられるのは当たり前、小学生に教えられてこそ真に理解しているといえるのです。

ファインマンテクニックの理解を深める4ステップ

ファインマンテクニックは4つのステップで構成されています。

ステップ1|「子どもに教える」つもりで紙に書く
ステップ2|再学習する
ステップ3|再検討と単純化
ステップ4|実際に人に伝えてみる

ステップ1|「子どもに教える」つもりで紙に書く

ファインマンテクニックではまず、今自分が知っていることを紙に書き出していくことから始まります。

紙の一番上にこれから理解を深めたいテーマの名前を書いてスタートです。

この時、「子どもに教える」つもりで書き出していくようにします。
用語を使いすぎると私達はついつい理解しているつもりになってしまいますが、子ども相手にそんな用語は通じません。

子どもでも理解できるような単純でわかりやすい表現を目指してアウトプットしていくこのプロセス自体が理解を深めるプロセスとなっています。

ステップ2|再学習する

ステップ1を完了したあなたの前には「自分の理解状況を示した紙」があります。
おそらくステップ1の中で「忘れてしまっている部分」「説明が難しかった部分」「つながりが説明できなかった部分」など、多数の理解のギャップを発見することになったと思います。

ファインマンテクニックの2段階目では、そのギャップ部分を埋めていきます。
実際に教材などを利用しながら学習し直していくのです。

学習し理解した内容は先ほどの紙に補充していきましょう。

ステップ3|再検討と単純化

ステップ2まで完了すると、その紙は“最高の教科書”になっているはずです。

が、ずっと取り組んでいると知らず知らず慣れてしまうもの。
もしかしたら子どもには理解できない内容が入っているかもしれません。

ファインマンテクニック第3段階では、その内容をもう一度検討します。

わかりにくい言葉を用いていないか、構造や流れはもっと単純にできないか。

必要であればステップ2に戻って学習を繰り返しましょう。

ステップ4|実際に人に伝えてみる

ステップ3までで十分な効果が見込めます。

とはいってもここまでは自己完結。
本当に自分が理解できているのか、客観的に確かめる方法はないのでしょうか?

当然あります。

「人に伝える」ことです。

子どもに伝えるのが理想ですが、別に他の人でも大丈夫でしょう。
わかりやすい説明かどうかはわかるものです。

ブログやSNS、Youtubeを活用してみるのもありかもしれません。
その場合はどのようにフィードバックを得られるようにするかは考えておく必要があります。

以上、ファインマンテクニックの理解を深めるための4ステップでした。

ファインマンテクニックで理解を深める

ファインマンテクニック、いかがでしたか?

テクニックとはいうものの、特別な技法は必要としません。
必要なのは紙とペンと、知的体力。どこまで突き詰めて考えられるか。

そう考えると、ファインマンテクニックは「特定テーマの理解を深める」だけではなく、「知的体力を強化する」目的にも使えるかもしれませんね。

 

 

自分の専門テーマでファインマンテクニックを実践してみる

 

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