数字を覚えるには?数字をイメージに変換して記憶する技術を身に付けよう

数字を覚えるには?数字をイメージに変換して記憶する技術を身に付けよう

長い数字を覚える方法を知りたい貴方へ

数字と言葉、どっちの方が覚えやすいですか?

日本の面積は?
あなたのクレジットカードの番号は?電話番号は?
円周率は、まあπでいいですね。

現代ではスマホを活用すれば、ぶっちゃけ長ったらしい数字をいちいち記憶する必要はないかもしれませんね。
でも長い数字を確認せずにインプット・アウトプットできたらカッコいいですよね。

少し記憶しておくだけならメモするのも面倒かもしれません。

そのような時、役立つ数字の記憶術
知りたくありませんか?

というわけで、今回は数字をイメージに変換して覚える記憶術、「数字イメージ変換法」を紹介します。

数字イメージ変換法とは

数字イメージ変換法とは、名前のまま数字をイメージに変換して覚える記憶術です。
実際に記憶系の大会でも使われている由緒正しい(?)方法になります。

鳴くよ(794)ウグイス平安京
イチゴパンツ(1582)の明智光秀(→本能寺の変)

こんな感じで歴史の年号を語呂合わせで覚えたりしませんでしたか?
基本的にはこの方法を応用した記憶術になります。

しかし数字イメージ変換法では、①瞬時に②大量の数字を記憶することを目的としています。
そのため、いちいち語呂合わせを考えていては間に合いません。

ということで、数字イメージ変換法ではあらかじめ数字とイメージの対応表を用意しておきます

用意しておくべき数字は1~9の一桁、01~99の2桁、そして100です。

私の使っている表は以下のものになります。

数字イメージ変換表

この表の数字とイメージをあらかじめ結び付けておいて、あとは対象の数字をイメージに変換していきます。
いくつか具体例を示してみましょう。

138906296
→ジェイソンがドラッグをおむすびに仕込んで肉と一緒に売っている(ムチ装備)

172.31.25.194
→二刀流の雛が、サイコロの上に乗って、ニコニコしながら、一休さん(弓矢の手入れ中)と談笑している

この具体例のように、数字をイメージ(画像)に変換していきます。
この時、ストーリーを組み込むことで順序を表現するのがコツです。この時のストーリー化の度合いで数字記憶の精度が変わります。

私は未熟なので、上の具体例は微妙です。
例えば、「二刀流の雛が、ニコニコしながら、サイコロの上に乗って…」という風に順番が入れ替わってしまう可能性があります。
この点に注意しましょう。

また私の場合、一桁はそれぞれ「装備できるもの」で、かつ桁が奇数の場合の最後の数字のみに適用しています。
このように表に加えて、いくつか自分ルール設定しておく使いやすくなるでしょう。

<数字イメージ変換法習得のための4STEP>

STEP1|自分に合った数字イメージ変換表を作成する
STEP2|数字イメージ変換表を覚える
STEP3|数字を見て、ストーリー化する訓練を行う
STEP4|実践しながら自分なりのルールを設定する

以上の流れで数字を覚えるための記憶術、数字イメージ変換法が習得できます。
作り方はシンプルです。

とはいってもいくつか難しい部分もあると思うので、もう少し解説しましょう。

数字記憶のコツ①|語呂合わせで数字をイメージに変換する

STEP1では数字イメージ変換表を自分で作る必要があります。
ネットで検索すればいくつかの表が見つかると思いますので、それを参考にしても大丈夫です。
が、STEP2で覚えることを視野に入れれば、自分で考えたほうが覚えやすくなると思います。

イメージの設定が必要な数字は以下の3種類です

① 01~99の2桁の数字99個
② 1~9の1桁の数字9個
③ 100や1000など

②の1桁の数字は、覚えなければならない数字が7桁や11桁の時に必要になります。
また③のように特定の数字を表すものを用意しておくと楽になる場合もあります。

数字イメージ変換表の作り方の基本は、「語呂合わせ」です。
語呂合わせ、得意な人も苦手な人もいると思います。

得意な人はガンガン作っていけばいいでしょう。

苦手な人も安心してください。
世の中には便利なツールがたくさんあります。

これらのツールを駆使して、自分が覚えやすい、そしてストーリー展開しやすい表を作ってみてください。

数字記憶のコツ②|数字からストーリーをつくる訓練を行う

また数字イメージ変換法で重要になってくるのはストーリー化の技術です。
数字から瞬時に精度の高いイメージを創り出すためには高度なイメージ化能力が必要です。
語呂合わせと同様、得意な人、苦手な人いると思います。

現時点では、私の方からは「訓練」によって身に付けてもらうしかない、としか言えません。
私自身くり返しストーリー化を行うことで、とりあえずのストーリーは組めるようになってきました。

一方で先ほど見せた通り、精度の高いものにならない場合も多いです。
私の場合は、比較的短期での記憶(メモるのは面倒だが、あとで必要になる数字)に使用することが多いので、そこまで困りませんが、より精度の高いイメージ化ができるよう精進していきたいと思っています。
その過程で効率のいい訓練法ができたらまた共有させていただきます。

数字を記憶する術を身に付けよう

  • 数字イメージ変換法は、あらかじめイメージ化した2桁ずつの数字を使って行う記憶術
  • 数字イメージ変換表は、00~99、1~9、100をあらかじめイメージ化して記憶しておく
  • 実際に使う時は、記憶したイメージでストーリーをつくる

私たちの身の回りにはたくさんの数字が溢れています。
数字自体は無機質なもの。無機質なものは覚えにくいものにです。

それらの数字をスパッと記憶して、利用することができたらカッコいいですよね。

数字をイメージ化することで覚える数字イメージ変換法。
ぜひ習得してみてください。

また、今回は「数字」を記憶する方法を紹介しましたが、記憶力を上げる技術には「3つの原則」が存在します。
その原則が気になる方は下の記事も読んでみてください。

 

オリジナルの数字変換表を作成してみよう

学習法-Methods-カテゴリの最新記事