【LearnTernと学習④】一流の学習者とは? 3つの定義を考えてみた

【LearnTernと学習④】一流の学習者とは? 3つの定義を考えてみた

どうも、当サイトLearnTern(ランタン)を運営しているAkiです。

前回は「武器作りと腕前のはなし」でした。
実践を意識した学習は武器作りである一方で腕前を上げることも必要だ、的な話です。

このシリーズは【全5回】なので、残す所もう2回。

そんなこんなで今回は「一流の学習者」についてのお話です。

LearnTernの(他カテゴリの)記事を読んでくれている方なら「一流の学習者」というキーワードに出会ったことがあるかもしれません。

私自身、最初はなんとなく使っていた言葉なんですけど、今回ふと定義してみようと思いました。

一流の学習者の定義は3つ
「一流の学習者」を目指す人は必見です!(そんな人いるのか?)

定義① 学習についての知識・技能がある

まず1つ目の定義です。

「学習についての知識・技能がある」

一流の学習者は、一般の学習者よりも学習レベルが高い。
当たり前です。

一流の野球選手が草野球が趣味のパパより野球が上手いのと同じです。

世間で広まっている学習法の中には科学的に間違いだと考えられているものも多く存在します。
逆に認知科学などの世界で良いとされている学習法はあまり知られていなかったりします。

一流の学習者はこれらの正しい学習法を身に着けます。
それだけでなく、人間の認知の仕組みレベルまで知ることも大切です。そこから自分なりの学習法やモチベーション維持を生み出せるからです。

定義② 実践(アウトプット)していること

学習は「インプット」と考えられがちです。
もちろん、それでも構いません。

が、一流の学習者はそこでは止まりません。
必ず何らかのアウトプットを設定します。

「武器作り」の時もお話しましたが、実践を意識することで学習効率はアップするのです。

また、アウトプットすることでそこから経験(フィードバック)が得られます。
さらなる改善のためにフィードバックは不可欠です。

特にその分野でのレベルが低い時は自分がどの程度デキる奴なのかを勘違いしてしまいがちです(ダニング・クルーガー効果)。

アウトプットは単純な実践の他に「人に教える」のも効果的です。直接教える機会がなければ、ブログやTwitterを活用してみましょう。

定義③ 学習による変容の可能性を信じている

一流の学習者は「学習による変容」があることを信じています。

成長マインドセットと固定マインドセットという考え方があります。

このうち成長マインドセットは、知能は努力によって成長するものであると考え、失敗を学習機会と捉えます。

人は、学習によって変化できます。
「ひも」の話を加味すると、学習によって自分の周りの世界すら変わるのです。

自分自身が学習によってレベルアップしていけることを信じるのはもちろん。
他の人も学習によって変わっていけるのだ、と考えられるのが一流の学習者です。

他の人の学習にも影響を与えてこその一流の学習者なのです。

一流の学習者になるために

一流の学習者の3つの定義。

① 学習についての知識・技能がある
② 実践(アウトプット)していること
③ 学習による変容の可能性を信じている

①についてはLearnTernとnoteで私が発信しています。
他にもDaiGoさんの本や動画も参考になります。

あと最近の書籍でおすすめなのは『使える脳の鍛え方』『LearnBetter』です。
基本的に海外(アメリカ)の本が質が高い印象ですね。

②については特に言うことはありません。困ったらブログかnoteでアウトプットしましょう。
スキル系は仲間をつくって見せ合うのもありかもです。

③はLearnTernの記事、特にStory記事を読むことで身についていくでしょう(そんな記事を書くようがんばります!)。
noteの方ではLearnTernよりも能力開発に寄せた内容を書いていくので、よければそちらもどうぞ。

あとは小さな成果を積み重ねていくことです。
特に成果を見える化できなければ「学習性無力感」に陥る可能性もあります。独学でこれに陥ったら詰みます。気をつけましょう。

以上、今回は「一流の学習者」についてお伝えしました。

次回はとうとう最終回。そこで、

についてお伝えします。乞うご期待?

ではまた。

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